電子書籍出版とコンテンツビジネスを学ぶブログ

コンテンツビジネスをなぜ今やらないといけないのか?

どうして今コンテンツビジネスが注目されているのでしょうか。


コンテンツビジネスがなぜ今参入するのが良いのでしょうか。


10年前に比べても今はとても環境が良くなっていますので、コンテンツビジネスにメリットがあります。


なぜ今コンテンツビジネスを始めるべきなのか3つの理由を書いていきます。

1.変化が激しい時代


1つめの理由がこれです。


私たちの身の回りの環境が変わって、去年と今年で生活そのものも、生活パターンもガラッと変わってしまっています。


今はほんとに毎日やっているもの、世の中の状況や世界の状況も変わってきてしまっています。


流行も今年のトレンドが来年続くかも分からないです。


人を雇って準備をして長期計画をするのはリスクが高すぎる時代になっています。


長期計画は経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報と呼ばれるものがあるんですが、この先どういう時代が来て、人がどうなっていくのかは大手でさえたくさんの情報を集めても、大手でもどうなるか分からない状況です。


長期計画を立ててお金を掛けていくのは大手ではできますが、小規模な事業主ではそれができないんですね。


準備している途中でトレンドが終わってしまうことがあります。


ある食べ物屋がブームになっても、タピオカとかバナナとかクレープとかステーキ屋が出来てブームでトレンドになってそれに乗っかっても、


我々個人が時間を掛けて修行をしてこれで絶対に行くぞ!


と資金を借りて頑張ってオープンしても、可能性はゼロではないですが、


立地が良いからここにしたとしても


周りの状況も何年かで変わってしてしますので、飲食はとても大変かと思います。


大手はここの地域はどういう立地で、どういう年代でファミリー層が多いからこういう業態がいけるぞと情報を集めて、こういう店舗をここに建てようということはできますが、


個人では簡単に業態を変えることはとても難しいです。


個人店でステーキ屋の修行を10年してきて、内外装をステーキ屋にしてオープンして、立地が変わってきて、ここは客層からカフェが良いぞとなっても、


個人ではステーキ屋からカフェ屋へはすぐに方針転換もできないんですね。


いきなりお店の外観も変えるわけにもいかないですし、オープンした際に借りている初期費用も返さないといけなかったりすると、お店の方針転換をすぐに変えることはできないんですよね。


個人は時間とお金を掛けて準備をしていたら、準備をしている最中にトレンドが終わってしまうので、


準備にお金も時間も掛からなくて、すぐに始められて現金の回収も早くてトレンドが終わる前にお店の方針転換も出来て、


という、こういう変化が激しい時代についていけるのは、コンテンツビジネス以外にないかと思います。


変化が激しい時代にも対応できるものとして、理由の1つめにあげています。


2.必要なツールが揃っている



今から20年前の2001年頃にはフレッツのADSLが登場し、インターネットが身近な時代になりました。


2003年には光回線が導入して家庭のインターネット環境も揃ってきました。


その時代からインターネットを活用したホームページが流行りだしましたが、当時はホームページを作るとなるとプログラミングが必要になって、業者に頼んで作るのにもとてもお金が掛かった時代でした。


当時は動画を収録するのも編集するのも素人には出来なかった時代で、そのデータを送受信して配信するのは専門的なスキルがないとできなかった時代でした。


その専門家を探す手段もなかったです。今ではココナラやランサーズで探せばすぐに見つかるので便利になりました。


元々動画編集も海外のソフトをダウンロードしてエンコードしたりしてアップロードするだけでよかったので、昔から敷居はそれほど高くはなかったのですが、普通の人からするととてもできない時代だったかと思います。


ISDNからADSLに回線が変わった、常時接続に変わっただけでも嬉しくて、ISDN時代は動画を見ようものなら、月の請求額がとんでもないことになっていた時代でした。


動画を収録するのもコンテンツのパッケージ化をするのも高額でした。


今はコンテンツ販売のランディングページを作成するのにも、セールスレターを含めて文章も考えてもらうとなると1ページ30万円と今でも結構しますよね。


ですが、業者に頼まずに個人でツールを使えばそこまで初期費用が掛からずにしっかりしたものが作れる時代になりました。


電子書籍もそうですが、本を1冊出版するだけでも業者に頼むと安くても5万円とか、高い人だと色々込々で50万円で売りに出されている人もいます。


編集するにしても教材化するにしても、当時は100万円では作れない時代でした。


コンテンツビジネスなのにDVDやCDのコンテンツを作るのにコストが掛かってしまう時代で、そのせいもあってから、制作費がかなり高いということで、教材が100万円もするという時代でした。


今はコストが掛からないので、そういった高額の商品はあまり出ていないようですが、中には当時の価格のままにしている方もいます。


今では動画を誰でもインターネットで、スマートフォンなどで見るからできるので良い時代になりました。


教材を作るにしてもコストをかけて100ロットをかけて在庫を持つという時代でしたが、今は動画の収録も編集もアップロードが誰でもスキルがなくて出来るようになりました。


それでも他のビジネスに比べてコストは掛からないものの、今では当時に比べてクオリティの高いものがすごく安く、限りなく無料に近く作れるようになりました。


さらには、お客さんの受け取る状況も整ってきましたよね。


動画を見れませんという事もなくなったり、zoomを知らないという人もいなくなりましたね。


コロナがなかったら、今でもzoomって何?という人が多かったかと思います。


今ではコンテンツビジネスをやるタイミングとしては良くなったかと思います。

3.人々の価値観の変化



3つめに人々の価値観の変化もコンテンツビジネスが今に向いているのも理由の1つです。


今は個人にフォーカスが当たっている時代です。


モノの品質よりも、ヒトの個性にスポットが当たってきています。


戦後はものがない時代で、作れば何でも売れた時代でした。


円も安かったので、作ったものを海外で輸入すれば自動車メーカーや外需産業は作れば儲かる時代でした。


ある程度ものが行きわたるようになって、品質重視の時代へ変わりました。


そこから日本製が最高だというのが世界的にも知られるようになりました。


日本のものはある程度の品質があるので、品質がいいのが当たり前になってきました。


安くていい物が売れる時代で、メーカーも頑張って安くていい物を作りました。


価格競争をしてメーカーもしのぎを削って良いものを作ってきました。


デフレの時代が長く日本が続きました。


品質が良いのが当たり前が基準になって、価格競争になった時代になりました。


次に多様性の時代になりました。


個性が重視され、専用でカスタマイズできるものが重視されるようになりました。


当時は平均的な人間が好まれて、出る杭は打たれるというのがあって、目立つ子はいじめられたり教師から目を付けられたりしていました。


平凡で大人しくてまじめで、マニュアル通りに出来る人材が求められていました。


それから多様性の時代になって、何々専用とかカスタマイズできるようなものが求められるようになりました。


例えば、調味料でも色々な専用なものがあったり、スーツもオーダーメードで何々専用というのがブームになりました。


その後は、人との関係性が希薄化していきました。


人と会えないとか時代になってきて、人物(ストーリー)重視として商品よりも開発者のストーリーが重視されるようになりました。


そこからCROWD FUNDINGというサービスが登場しました。


クラファンというのは商品の開発秘話やストーリーや理念で、クラファンは読み物というぐらいになってきました。


こういう経緯で、こういうストーリーなので支援してくださいというのがクラファンの流れかなと思います。


人にフォーカスされる時代



ストーリーを読ませて買ってもらうというのが主流になってきました。


洗剤用品のメーカーに花王というのがありますが、花王の顔というサイトが登場しました。


花王の顔|日用品の進化は、日常の進化だ。研究員の想いが生み出すイノベーションを紹介します (kao.com)


これは洗剤や商品を宣伝しているのではなく、花王の研究員の顔をトップページにしたり、イノベーションストーリーやイノベーションのDNA、130年の技術魂といった技術者の特集のようなサイトになっています。


今までは花王の商品がどれだけ素晴らしいのか商品の機能性をうたってタレントさんを使って商品を宣伝していたわけですが、


今では花王の研究員のドラマでストーリーを読ませるようになっています。


最初はどういう想いで商品を開発して、途中にどういう苦労があって、みんなで頑張ってクリアして世に出るまでのストーリーを出している訳です。


ドラマでも、下町ロケットというのがブームになって、ロケットそのものよりも開発者の日常生活や、開発秘話というストーリーにスポットが当たり、かなりの視聴率が取れていました。


今までは商品が表に出ることはあっても、研究員が表に出るようなことはなかったわけです。


商品のスペックで、どれだけ関わっているのかは全然知られてこなかったのですが、広告が変えていったんですね。


世の中がそうなってきたので、大手もストーリーを出すようになってきたんですね。


今ではメーカーの社長の名前も知られるようになりました。


ソフトバンクの孫正義さん、楽天の三木谷浩史さんは分かりますよね。


Amazonのジョフベゾスさんも有名です。


経営者の本もたくさんあるんですが、ジェフベゾスさんの本にはインターネットに革命を起こし、買い物や読書の習慣を大きく変えてしまったAmazonがいかに素晴らしいか

について書かれているのではなく、

ジェフ・ベゾスさんのその奇才の生い立ちから現在までの物語を書いた本になっています。


自分はもともとインターネットには苦手意識もなかったので、商品から入っていますが、ジョフゾスさんという人物からAmazonを知ったという人もいるんですね。


経営者は経営者本を出されていますが、本で自分の会社や商品サービスの話を全くしていないんですね。


頭の良い経営者は商品スペックではなく、考え方や理念、ストーリーを書いています。


これが人にフォーカスの時代なので、頭の良い経営者は自分のストーリーや理念、考え方を語って共感を得ています。


人として好きになるから、ファンになるから、モノよりも人へフォーカスされる時代になってきているんです。


Apple製品が好きだからApple製品を買うのではなく、スティーブジョブスが好きだからApple製品を買うという感じですね。


ファンのAppleユーザーは全てAppleで揃えていたりしますよね。


ポリッシングクロスという画面の汚れを拭く布の人気もすごかったですね。


スペック勝負になったら、もっと価格が安いものが出てきたら負けてしまうので、自分のストーリーを語っていくのも良いかと思います。


人にフォーカスされる時代なので、個人起業家にも勝ち目があると思います。


やはり大手企業には商品スペックには負けてしまうんですよね。


素晴らしい技術、従業員、素晴らしい資源、情報があるので、すぐに持っていかれて、プラスいい物を作るのが大手にはあるので、価格勝負には負けてしまいます。


でも、人と人であれば、人気勝負なので商品スペック、価格勝負ではないので、ストーリーを話してファンになってもらうのであれば、大手よりの戦いにも分がある時代かと思います。


スペック勝負ではなく、自分を出していくというのが今の時代には良いんじゃないかと思います。


これらの理由からコンテンツ起業をするなら今が絶好のタイミングかと思います。

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