18日にインターネット上の仮想空間「メタバース」について、研究やルール整備を進める「メタバース推進協議会」が発足されたようです。
代表理事には解剖学者の養老孟司さんが就任しました。
他にも協議会は20社が参加しています。
有名どころでは、ANAホールディングスや三菱商事などの企業が参入。
暮らしやビジネスの普及を目指すそうです。
法整備やルール化はまだまだこれからですが、仮想空間は今までのセカンドライフとも違って企業が積極的に取り組んでいる姿勢が見られますね。
今後もメタバース関連をチェックしていきたいですね。
代表には養老孟司(ようろうたけし)さんが務めますが、解剖学者で医学博士だが病院嫌いというエピソードがあります。
2003年に出版された『バカの壁』は419万部を記録し、戦後日本の歴代ベストセラー4位となりました。
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この本を要約すると、
話が通じない相手との間には何があるのか。
「共同体」「無意識」「脳」「身体」など多様な角度から考えると見えてくる、私たちを取り囲む「壁」をテーマに解剖学の観点から解説されています。
メタバースは、ゴーグル型の端末などを使って、自分がネット上にできた空間の中にいるかのような没入感のある体験をすることができます。
これからのショッピングやコミュニティを大きく変えると期待されています。
協議会では、望ましい法制度の在り方などを検討し、政策提言も行うようですね。